地域で使うエネルギーは、
自分たちでつくる

水の流れるエネルギーや草木を育む日様のエネルギーを、私たちは「ご当地エネルギー」と呼んでいます。

「ご当地エネルギー」は、地域のなかにあります。それは先人たちから受け継いで、未来のこどもたちに手渡すことができる私たち固有の資源なのです。

市民・住民が拠出するお金(意志のある資金=志金)により、地域の牧場の屋根にソーラーパネルを設置したり、里山保全の際に剪定枝や除伐材でバイオマス燃料をつくったり。

しかしご当地エネルギーには困難も多く、地域の気候や資源を知り、暮らしを知り、その地域の特性にあった自然エネルギーを引き出す工夫が不可欠です。

一般社団法人八王子協同エネルギーは、地域のまなびあいと協同のネットワークづくりを目指して活動しています。

私たちは、巨大なシステムにすべてを依存するのではなく、顔の見える営みのなかで誰もがつながって、孤立と貧困のない社会をつくりたいと考えています。

ユギムラ牧場にて撮影

 


市民の学びから生まれた取り組み

2011年に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、市民たちは「子どもたちの未来と自然エネルギーを考える八王子市民講座(現:まなびつなぐ広場)」を立ち上げました。巨大な電力供給システムや福島の状況について学ぶ講演会や学習会を連続的に実施してきました。

その学びやつながりをきっかけに、市民放射能測定室「ハカルワカル広場」や、福島の親子を招く交流合宿「福島こども支援・八王子」など、さまざまな活動がうまれました。私たち一般社団法人八王子協同エネルギー「通称:はちエネ」もまた、市民の学びから生まれた取り組みです。